「今様色」
読み方は「いまよういろ」と言います。
平安時代に流行した色で
「今様色」=「当世流行の色」と言う意味です。
『源氏男女装束抄』では
「今様色とは紅のうすき、ゆるし色をいへり」
と「今様色」を淡いピンクで表現しています。
絵の具でピンクを作る時は
赤に白を加えて作っていきますが
それ以外にも . . .
赤+白に黄色を加えて「ウォームピンク」
赤+白に青を加えて「クールピンク」
他にもグレーを加えて
落ち着いた「グレイッシュピンク」を作ることができます。
ピンク色を身につけると若々しくいられる . . .と言う噂は、
迷信ではなく色彩生理学では正しい理論です。
ピンク色を見ると視床下部から女性ホルモン(エストロゲン)
の分泌を促す指令が出されるからです。
ピンク色は苦手と言う女性も、平安時代の「今様色」を真似て
取り入れてみてもいいかもしれません。
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イーカラー
代表 志田悦子
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